複数組のRAID5をストライピング動作させることによって、一組のRAID5と比べて性能を改善させたものをRAID5+0と呼ぶ。このRAID5+0を一組のRAID5と比較した記述として、適切なものはどれか。
RAID5+0は複数組へ分散して転送速度を高める
選択肢
- アRAID5+0の実効容量は一組のRAID5と同様に、全体のHDD台数より1台少ない台数分になる。
- イRAID5+0の耐障害性は一組のRAID5よりも高く、故障台数が全体のHDD台数の半分までならデータを復旧できる。
- ウ一組のRAID5には最小3台、二組のRAID5には最小6台のHDDが必要だが、二組のRAID5をストライピング動作させるRAID5+0にすれば最小5台のHDDでシステムを構成できる。
- エ一組のRAID5の転送速度に比べて、複数組のRAID5をストライピング動作させたRAID5+0は転送速度を高速にできる。
正解と解説
正解:エ 一組のRAID5の転送速度に比べて、複数組のRAID5をストライピング動作させたRAID5+0は転送速度を高速にできる。
RAID5+0は、複数組のRAID5をさらにストライピングで束ねた構成である。書き込み・読み出しが複数のRAID5グループへ分散されるので、1組のRAID5だけの場合よりも転送速度を高くできる。パリティは組ごとに持つため実効容量は全体から組数分のディスクが引かれ、耐障害性も各組1台までが限度である。
選択肢ごとの解説
- アパリティは組ごとに必要なので、実効容量から差し引かれるのは組数分であり1台分ではない。
- イ各組で同時に2台故障すれば復旧できないため、全体の半分まで耐えられるとはいえない。
- ウ組ごとに最小3台が必要なので2組なら最低6台であり、5台では構成できない。
- エ正しい。複数のRAID5グループへ分散されるため転送速度を高められる。
同じ分野の他の問題
- 4台の磁気ディスクで構成されたRAID6のディスクアレイシステムがあり、パリティの計算方法は次のとおりである。磁気ディス…2025年度 秋期 午前II 問23
- データからパリティを生成し、データとパリティを4台以上のハードディスクに分散して書き込むことによって、2台までのハードデ…2023年度 秋期 午前II 問22
- ストレージ技術におけるシンプロビジョニングの説明として、適切なものはどれか。2022年度 秋期 午前II 問22
- ECCメモリで、2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正するために用いるものはどれか。2021年度 秋期 午前II 問22
- キャッシュメモリの動作に関する記述のうち、適切なものはどれか。2019年度 春期 午前II 問22
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。