階層構造をもつ組織と、従業員の組織への所属を表すUMLのクラス図のうち、"従業員は組織階層中のどの組織にも所属できるが、兼務はしない"とするものはどれか。
兼務なしは従業員側から組織への多重度1で表す

選択肢
- ア選択肢ア:組織(下位1..*、上位0..1の自己再帰)から上位組織・末端組織が汎化。末端組織のみが従業員と「所属する」関連(1対*)を持つ。
- イ選択肢イ:組織(下位*、上位0..1の自己再帰)自体が従業員と「所属する」関連(*対1)を持ち、上位組織・末端組織はその汎化。
- ウ選択肢ウ:組織(自己再帰の多重度表記なし)が従業員と「所属する」関連(*対1)を持ち、上位組織・末端組織はその汎化。
- エ選択肢エ:組織(下位*、上位0..1の自己再帰)が従業員と「所属する」関連(1対*)を持つ。上位組織・末端組織の汎化は無し。
正解と解説
正解:エ 選択肢エ:組織(下位*、上位0..1の自己再帰)が従業員と「所属する」関連(1対*)を持つ。上位組織・末端組織の汎化は無し。
「どの組織にも所属できる」とは、末端の組織に限らず階層のどのノードにも従業員が結び付けられるということなので、従業員は上位・末端を区別しない組織クラスそのものと関連を持つ必要がある。また「兼務はしない」は、従業員1人から見た所属組織が1つであることを意味し、従業員側から組織への多重度が1になる。階層は組織クラス自身の再帰関連(上位0..1、下位は複数)で表す。この3点を満たす図が正解である。
選択肢ごとの解説
- ア従業員が末端組織だけと関連しており、上位の組織にも所属できるという条件を満たさない。
- イ従業員1人が複数の組織と結び付き得る多重度になっており、兼務しないという条件に反する。
- ウ組織の階層を表す再帰関連の多重度が示されておらず、階層構造の制約を表現できていない。
- エ正しい。組織の再帰関連で階層を表し、従業員は組織一般にただ1つ所属する形になっている。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。