キャッシュの書込み方式には,ライトスルー方式とライトバック方式がある。ライトバック方式を使用する目的として,適切なものはどれか。
ライトバックは主記憶への書込み回数を減らすのが狙い
選択肢
- アキャッシュと主記憶の一貫性(コヒーレンシ)を保ちながら,書込みを行う。
- イキャッシュミスが発生したときに,キャッシュの内容の主記憶への書き戻しを不要にする。
- ウ個々のプロセッサがそれぞれのキャッシュをもつマルチプロセッサシステムにおいて,キャッシュ管理をライトスルー方式よりも簡単な回路構成で実現する。
- エプロセッサから主記憶への書込み頻度を減らす。
正解と解説
正解:エ プロセッサから主記憶への書込み頻度を減らす。
ライトスルーは書き込みのたびにキャッシュと主記憶の両方を更新するため、主記憶へのアクセスが頻繁に発生します。ライトバックは書き込みをいったんキャッシュだけに留め、そのブロックが追い出されるときにまとめて主記憶へ書き戻します。結果として主記憶への書込み回数が減り、性能が上がるのが採用の狙いです。
選択肢ごとの解説
- ア一貫性を保ちながら書くのはライトスルーの性質で、ライトバックは一時的にずれる。
- イ追い出し時の書き戻しはライトバックで必要になる動作そのもの。
- ウ回路は複雑になる側で、簡単さを狙う方式ではない。
- エ正解。主記憶への書込み頻度を減らすことが導入目的。
同じ分野の他の問題
- 図に示す構成で、表に示すようにキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり、他の条件は同じ2種類のCPU XとYが…2024年度 公開問題 科目A 問3
- コンピュータの高速化技術の一つであるメモリインタリーブに関する記述として,適切なものはどれか。2023年度 公開問題 科目A 問3
- DRAMの特徴はどれか。2019年度 秋期 午前 問20
- A〜Dを、主記憶の実効アクセス時間が短い順に並べたものはどれか。2019年度 春期 午前 問10
- RAIDの分類において、ミラーリングを用いることで信頼性を高め、障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式は…2019年度 秋期 午前 問15
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。