次の記述中の a と b に入れる正しい答えの組合せを、解答群の中から選べ。ここで、配列の要素番号は1から始まる。 予防接種の病気Xに対する予防効果を調査するために集めたデータの集計結果を基に、病気Xにかかるかどうかが、予防接種の有無に影響されないと仮定した場合の人数を計算する。この人数を理論度数という。表1に集計結果の例を示し、表2に表1を基に計算した理論度数を示す。 関数fは、引数dataで受け取った集計結果を基に計算した理論度数を返す。引数と戻り値は二次元配列で、その行が表の行、その列が表の列に対応する。
理論度数は行合計×列合計÷総合計で求める
表1 集計結果の例(単位 人)
表2 表1を基に計算した理論度数(単位 人)
注記 網掛けの部分は表示していない。
〔プログラム〕
○実数型の二次元配列: f(実数型の二次元配列: data)
実数型: t ← dataの要素の和
整数型: row ← dataの行数
整数型: col ← dataの列数
実数型の二次元配列: result ← {row行col列の 未定義の値}
整数型: r, c
for (r を 1 から row まで 1 ずつ増やす)
for (c を 1 から col まで 1 ずつ増やす)
result[r, c] ← (dataの行番号rの要素の和) × (dataの列番号cの要素の和) ÷ t
endfor
endfor
return result
| 病気Xにかからなかった | 病気Xにかかった | |
|---|---|---|
| 予防接種を受けた | 82 | 6 |
| 予防接種を受けていない | 58 | 8 |
| 病気Xにかからなかった | 病気Xにかかった | |
|---|---|---|
| 予防接種を受けた | a | (網掛け・非表示) |
| 予防接種を受けていない | (網掛け・非表示) | b |
選択肢
- アa: 44 / b: 33
- イa: 58 / b: 8
- ウa: 70 / b: 7
- エa: 75 / b: 2
- オa: 80 / b: 6
- カa: 80 / b: 8
- キa: 82 / b: 6
正解と解説
正解:オ a: 80 / b: 6
理論度数は、その行の合計とその列の合計を掛けて全体の合計で割った値である。全体は82+6+58+8=154人、aの行合計は88、列合計は140なので、88×140÷154=80となる。bの行合計は66、列合計は14なので、66×14÷154=6となる。
選択肢ごとの解説
- ア行合計と列合計の掛け方を誤った場合の値で、計算結果と一致しない。
- イ集計結果の実測値をそのまま並べただけで、理論度数ではない。
- ウ全体合計での割り方を誤った場合に出る値である。
- エ行合計・列合計の対応を取り違えた値である。
- オ88×140÷154=80、66×14÷154=6。理論度数の定義どおりの計算結果。
- カbの計算で列合計を取り違えている。
- キ実測値そのままであり、理論度数の計算をしていない。
同じ分野の他の問題
- 平均が60、標準偏差が10の正規分布を表すグラフはどれか。2019年度 秋期 午前 問5
- 図の回路のA及びBに信号を入力したときに,Yに出力される信号のタイミングチャートとして,適切なものはどれか。2026年度 公開問題 科目A 問6
- 入力されたビットに対して出力されるビットが0か1のいずれかである確率を遷移確率という。遷移確率を表にしたとき,a,b,c…2026年度 公開問題 科目A 問1
- 浮動小数点形式で表現された数値の演算結果における丸め誤差の説明はどれか。2025年度 公開問題 科目A 問2
- 液晶ディスプレイなどの表示装置において、傾いた直線の境界を滑らかに表示する手法はどれか。2024年度 公開問題 科目A 問6
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。