事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方のうち、最も適切なものはどれか。
障害は起きる前提で、全体停止させない備えを用意する
選択肢
- ア障害が発生した際に短時間で復旧できると判断した場合は、混乱を避けるために復旧してから関連部門へ連絡する手順にすべきである。
- イ障害が発生した際には短時間で業務を再開させることが最も重要なので、システムを再起動して業務を再開させてから障害原因を究明する手順にすべきである。
- ウ障害が発生した際の対処方法は状況によって異なるので、定められた対応手順よりも、現場での判断を最優先にすると規定すべきである。
- エ障害の発生は避けられないものと考えて、一部の障害によってシステム全体が停止したり、業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである。
正解と解説
正解:エ 障害の発生は避けられないものと考えて、一部の障害によってシステム全体が停止したり、業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである。
基幹業務システムでは、障害は完全には避けられない前提に立ち、一部の故障が全体停止や業務中断に波及しないよう冗長化や縮退運転などの備えをしておくことが重要である(フォールトトレランスの考え方)。また障害発生時は定められた手順に従って速やかに関連部門へ連絡し、原因究明のための記録を確保してから復旧に当たるのが原則である。
選択肢ごとの解説
- ア復旧の見込みにかかわらず、関連部門への速やかな連絡は障害対応の基本。
- イ安易な再起動は障害の証拠を失わせ原因究明を妨げるおそれがある。
- ウ現場判断を最優先と規定すると対応がばらつくため、定められた手順に従うのが原則。
- エ障害は避けられない前提で全体停止を防ぐ備えをするという、適切な考え方。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。