別段の取決めがない請負契約の場合、民法に基づき、当事者である注文者又は請負人に課せられている義務のうち、適切なものはどれか。
請負契約における請負人の中心的な義務は仕事の完成
選択肢
- ア請負人は、請け負った仕事を完成させる。
- イ請負人は、請け負ったすべての仕事を自ら行う。
- ウ請負人は、仕事の完成後、その仕事に起因して発生した欠陥に対して恒久的に責任を負う。
- エ注文者は、仕事に掛かる費用を請負人に前払いする。
正解と解説
正解:ア 請負人は、請け負った仕事を完成させる。
請負契約は、請負人が仕事を完成させることを約し、注文者がその結果に対して報酬を支払う契約である。したがって請負人の中心的な義務は仕事の完成であり、成果物が完成しなければ原則として報酬を請求できない。作業に従事すること自体を目的とする準委任契約との違いがここにある。
選択肢ごとの解説
- ア仕事を完成させることが請負人の基本的な義務である。
- イ特約がなければ再委託は必ずしも禁じられず、すべてを自ら行う義務はない。
- ウ契約不適合(瑕疵)の責任には期間の制限があり、恒久的に責任を負うわけではない。
- エ報酬は仕事の完成後の支払いが原則で、前払いの義務はない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。