事業戦略立案に関する記述(問97〜99と同じ状況)。方針案2:自社の事業の拡大を図るために、T社が撤退する事業を買収する。ここ数年の健康菓子の市場シェアは、Q社25%、R社16%、S社12%、T社10%、その他37%である。方針案2を進めた場合、〔S社の状況〕の(1)と(5)に対処することができ、T社が占めていた市場シェアをほぼ確保できる見込みである。市場シェアに基づいて次の表のような戦略を採った場合、買収後のS社の戦略に関する記述として、適切なものはどれか。
シェア2位は自社の強みを活かして攻勢に出る
市場シェアに基づいて採る戦略(ランチェスター戦略の考え方)
| 市場シェア | 採る戦略 |
|---|---|
| 市場シェアが1位の企業 | 市場全体の規模拡大 |
| 市場シェアが2位の企業 | 自社の強みで他社を攻撃 |
| 市場シェアが3位以下だが、特定商品の市場シェアは1位の企業 | 特定ニーズへの適応 |
| 上記以外 | 模倣によるコストの節約 |
選択肢
- アQ社の人気商品に類似した健康菓子を商品化し、Q社よりも低価格で販売する。
- イアレルギーに配慮した健康菓子の生産に特化して、高価格、高収益を目指す。
- ウ広告などによって人々の健康志向を高め、健康菓子の需要そのものを増やす。
- エ商品企画に関連する部門に資金を投入して、競争力の高い優れた商品を企画し、販売する。
正解と解説
正解:エ 商品企画に関連する部門に資金を投入して、競争力の高い優れた商品を企画し、販売する。
買収によりS社のシェアは12%にT社の10%が加わって約22%となり、Q社の25%に次ぐ2位の位置につく。表によれば2位の企業が採るべき戦略は、自社の強みを活かして他社に攻勢をかけることである。S社の強みは競合他社より高い商品企画力なので、そこへ資金を投じて競争力のある商品を出す方策が合致する。
選択肢ごとの解説
- ア模倣による節約は、上位に入れない企業が採る戦略である。
- イ特定ニーズへの適応は、3位以下で特定商品が1位の企業向けの戦略である。
- ウ市場全体の規模拡大は1位の企業が採る戦略である。
- エ2位として自社の強みである商品企画力で攻める戦略であり、表の方針に合う。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。