【中問D】A社では、個人情報保護法に従って、個人情報を取り扱っている。Bさんが所属する営業部では、個人の顧客がインターネット上のA社のWebページに会員登録することで、商品購入ができるという事業を開始することになった。〔会員登録をするWebページの仕組み〕①個人情報の利用目的を記述したWebページを表示し、顧客が同意ボタンを押すと、個人情報を入力するWebページに移動する。②会員登録の項目としては、氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、ID及びパスワードがあり、これらは必ず入力してもらう。メールアドレスとパスワードについては、誤入力を防ぐために、同じ情報を2度入力してもらう。③Webページでの個人情報の入力が終了し、送信ボタンを押した後、入力情報を確認するWebページを表示し、顧客に入力の間違いがないかを確認してもらう。このとき、入力されたIDが他の会員によって既に登録されている場合、変更を求める。④顧客が入力情報を確認し、登録ボタンを押した後、登録したメールアドレス宛に、A社の会員として登録された旨を伝える電子メール(以下、メールという)を送信する。⑤②及び③における顧客のPCとA社のWebサーバとのデータのやり取りは、暗号化による通信を行う。A社のインターネット上のWebページを使った商品購入では、会員の個人情報に関する利用目的を「注文や支払に関する連絡、配達といった商品購入に関する利用」に限定している。このとき、〔会員登録をするWebページの仕組み〕の②の会員登録に関して、利用目的から考えて不適切な点があると指摘された。その指摘として、適切なものはどれか。
個人情報は利用目的の達成に必要な範囲でのみ取得する
選択肢
- アIDについては、A社の顧客番号を使うべきであり、入力させるべきではない。
- イ生年月日と性別については、入力を必須とすべきではない。
- ウメールアドレスとパスワードについて、同じ情報を2度入力させるべきではない。
- エメールアドレスを入力した場合、住所と電話番号の入力を必須とすべきではない。
正解と解説
正解:イ 生年月日と性別については、入力を必須とすべきではない。
個人情報は、あらかじめ特定した利用目的の達成に必要な範囲でのみ取得すべきである。利用目的が注文や支払の連絡と商品の配達に限られているなら、その遂行に不可欠でない生年月日や性別まで必須入力とするのは、必要な範囲を超えた取得に当たる。氏名・住所・電話番号・メールアドレスは連絡と配達に必要な項目である。
選択肢ごとの解説
- アログイン用のIDは利用者が決める運用が一般的で、目的との関係で不適切とは言えない。
- イ目的の達成に必要とはいえない項目まで必須としている点の指摘で、これが正解。
- ウ2度入力させるのは誤入力を防ぐための工夫であり、目的から見た問題ではない。
- エ配達には住所が、連絡には電話番号が必要であり、省略できるとは言えない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。