【中問C:提案依頼書(以下、RFPという)の作成に関する記述を読んで答えよ】商事会社のP社は、事務所が複数のビルに点在している。そこで、業務効率の向上を目的として、事務所を1か所に統合することになった。このために事務所統合プロジェクトが発足し、総務部のAさんがプロジェクトリーダになった。入社2年目のBさんは、Aさんの指導の下で、複数ある会議室の予約に用いる会議室予約システム(以下、予約システムという)の導入責任者になった。Bさんは、会議室の予約に関する要件をまとめた。〔会議室の予約に関する要件〕(1)P社には、営業部、総務部、経理部、情報システム部など、複数の部署があり、これまで部署ごとに会議室を設けていた。統合後は会議室を複数の部署で共有して使用する。(2)会議室には、一般用会議室と来賓用会議室がある。(3)一般用会議室は、全従業員が予約できる。(4)来賓用会議室は、従業員の役職で予約の可否を判定する。判定基準は、現在決まっていない。事務所統合プロジェクトでは、予約システムのRFPを作成することになった。〔ストラテジ〕問93 予約システムのRFPの説明として、適切なものはどれか。
RFPは調達要件を正確に伝えて提案を引き出す文書
選択肢
- アP社にとって最適な予約システムの提案を受けるために、予約業務に必要な要件を、正確に伝えるために作成する文書
- イP社にとって最適な予約の業務フローの提案を受けるために、予約業務に必要な最小限の要件を記述する文書
- ウ予約システムに必要な部屋の予約業務だけではなく、来客者登録など依頼していないシステムの提案も引き出すために使用する文書
- エ予約システムの提案書の内容が、予約業務に必要な要件を満たしているか確認するために、審査を依頼する文書
正解と解説
正解:ア P社にとって最適な予約システムの提案を受けるために、予約業務に必要な要件を、正確に伝えるために作成する文書
RFP(提案依頼書)は、発注側が調達したいシステムの目的・業務要件・前提条件・提案してほしい事項などを整理し、提案者に正確に伝えるための文書である。要件が正確に伝わるほど、比較可能で実態に合った提案を引き出せる。
選択肢ごとの解説
- ア必要な要件を正確に伝えて最適な提案を受けるための文書。これがRFPである。
- イ最小限の要件しか書かないと提案が発散し、比較も難しくなる。
- ウ依頼していない範囲の提案を引き出すことを主目的とする文書ではない。
- エ提案内容の審査を第三者に依頼する文書ではなく、要件を提示する文書である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。