システム開発プロジェクトの品質マネジメントには、成果物の品質要求事項や品質標準を定め、それらを達成するための方法を明確にする品質計画プロセスがある。品質計画プロセスの考え方として、適切なものはどれか。
品質計画は品質活動の効果とコストを比較して決める
選択肢
- ア過去のシステム開発プロジェクトの成果物に全く同じものが無ければ、過去の品質標準は参考にならない。
- イ全てのプロジェクトでスケジュールを最優先すべきなので、目標とする品質を達成させるためのレビューやテストの期間は短くしてよい。
- ウ全てのプロジェクトで品質を最優先し、成果物の品質を高めるためには予算に制約を設定すべきではない。
- エ目標とする品質を達成させるための活動によってもたらされる、手直しの減少や生産性の向上、ステークホルダの満足度の向上などの効果と、必要なコストを比較検討する。
正解と解説
正解:エ 目標とする品質を達成させるための活動によってもたらされる、手直しの減少や生産性の向上、ステークホルダの満足度の向上などの効果と、必要なコストを比較検討する。
品質計画では、目標とする品質を実現するためにかける費用と、それによって得られる効果を比べて、妥当な水準と方法を決める。手直しの減少や生産性の向上、関係者の満足度といった便益は、品質活動への投資の見返りにあたる。品質は無制限に高めればよいものではなく、また納期を優先してレビューやテストを削ることも、結果的に手戻りを招き妥当ではない。
選択肢ごとの解説
- アまったく同じ成果物でなくても、過去の品質標準や実績は有用な参考になる。
- イレビューやテストの短縮は品質低下と手戻りを招き、常に許される判断ではない。
- ウ品質のためにコストを無制限にかけてよいわけではなく、費用対効果の検討が必要。
- エ正解。品質活動の効果と必要なコストを比較して計画する。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。