ブロックチェーンを適用した事例として、最も適切なものはどれか。
ブロックチェーンの強みは改ざん困難な取引記録の共有
選択肢
- ア証券会社が、取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として、従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
- イ商品先物取引所を運営する認可法人が、取引量を拡大することを目的として、現在およそ1秒以上要している注文受付の応答時間を、1秒未満に改善した。
- ウビジネス路線を中心に運航する航空会社が、顧客の利便性向上と競合他社に対する競争力強化を目的として、出発1時間前まで何回でも予約の変更を可能とする新しいサービスを開始した。
- エ服飾雑貨製造会社が、自社の商品企画に活用することを目的として、過去の全ての自社商品に関する大量の画像及び社内会議の音声データをデータベースに保存し、従業員がいつでも検索できるようにした。
正解と解説
正解:ア 証券会社が、取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として、従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
ブロックチェーンは、取引記録をハッシュ値で連鎖させたブロックとして多数のノードで分散管理する技術で、過去の記録を改ざんしようとすると以降のすべてを作り替える必要があるため、事実上の改ざん防止と記録の整合性確保に向く。したがって、改ざんや不整合の防止を目的とした電子的な社債の発行はブロックチェーンの適用例として自然である。
選択肢ごとの解説
- ア正解。改ざん防止と記録の整合性確保という目的がブロックチェーンの特性と合致する。
- イ応答時間の短縮が狙いで、分散合意を伴うブロックチェーンはむしろ不向きである。
- ウ予約変更の柔軟化という業務ルールの話であり、この技術と直接の関係がない。
- エ画像や音声を蓄積して検索する話で、データベースの活用事例である。
同じ分野の他の問題
- AIにおけるプロンプトエンジニアリングの説明として、適切なものはどれか。2026年度 秋期 問98
- ニューラルネットワークの学習に用いられるバックプロパゲーションで行われていることはどれか。2026年度 秋期 問82
- AIを、様々な課題に対して判断できる“強いAI”と、特定の課題だけを判断できる“弱いAI”に分類した場合、“弱いAI”の…2026年度 秋期 問27
- 教師あり学習において、正解となる情報を付与する作業を表す用語として、最も適切なものはどれか。2026年度 秋期 問16
- 動物が写っている大量の画像から犬や猫などの特徴を自動的に抽出して、動物の種類を識別できるようにするAIの技術はどれか。2025年度 秋期 問86
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。