ある推論システムは、演繹推論、帰納推論、仮説形成などの推論が実行できる。この推論システムへの入力と得られた出力に関する記述のうち、演繹推論を実行した例として、適切なものはどれか。
演繹は一般規則に事実を当てはめて必然の結論を導く
選択肢
- ア“HDDとSSDは記憶装置である”と入力した後に、“HDDの台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した。出力は、“SSDの台数を増やすと記憶容量が増える”となった。
- イ“HDDは台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した後に、“記憶装置は台数を増やすと記憶容量が増える”と入力した。出力は、“HDDは記憶装置である”となった。
- ウ“記憶装置であるHDDは記憶容量をもつ”と入力し、同時に“記憶装置であるSSDは記憶容量をもつ”と入力した。出力は、“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”となった。
- エ“全ての記憶装置は記憶容量をもつ”と入力した後に、“HDDは記憶装置である”と入力した。出力は、“HDDは記憶容量をもつ”となった。
正解と解説
正解:エ “全ての記憶装置は記憶容量をもつ”と入力した後に、“HDDは記憶装置である”と入力した。出力は、“HDDは記憶容量をもつ”となった。
演繹推論は、一般的な規則と個別の事実を組み合わせて、必然的に導かれる結論を得る推論である。全ての記憶装置が記憶容量をもつという一般規則に、HDDは記憶装置という事実を当てはめれば、HDDは記憶容量をもつという結論が確実に導ける。個別の事例から一般則を導くのは帰納推論、結果から原因を推し量るのは仮説形成である。
選択肢ごとの解説
- ア似た性質をもつ別の対象へ結論を広げており、演繹ではなく類推に近い。
- イ個別の事実から前提のほうを推し量っており、仮説形成にあたる。
- ウ複数の個別事例から一般則を導いており、帰納推論である。
- エ一般規則に個別の事実を当てはめて結論を導く演繹の形で、これが正解。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。