プライベートIPアドレスを割り当てられたPCがNAPT(IPマスカレード)機能をもつルータを経由して、インターネット上のWebサーバにアクセスしている。WebサーバからPCへの応答パケットに含まれるヘッダ情報のうち、このルータで書き換えられるフィールドの組合せとして、適切なものはどれか。ここで、表中の○はフィールドの情報が書き換えられることを表す。
NAPTは往路で送信元、復路で宛先のIPとポートを書き換える
| 宛先IPアドレス | 送信元IPアドレス | 宛先ポート番号 | 送信元ポート番号 | |
|---|---|---|---|---|
| ア | ○ | ○ | ||
| イ | ○ | ○ | ||
| ウ | ○ | ○ | ||
| エ | ○ | ○ |
選択肢
- ア宛先IPアドレスと送信元IPアドレスが書き換えられる
- イ宛先IPアドレスと宛先ポート番号が書き換えられる
- ウ送信元IPアドレスと送信元ポート番号が書き換えられる
- エ宛先ポート番号と送信元ポート番号が書き換えられる
正解と解説
正解:イ 宛先IPアドレスと宛先ポート番号が書き換えられる
NAPTは、内部のプライベートIPアドレスとポート番号の組を、グローバルIPアドレスと別のポート番号の組に変換する。Webサーバから戻ってくる応答パケットでは、宛先がルータのグローバルIPアドレスとその変換済みポート番号になっているため、ルータはこれを本来のPCのプライベートIPアドレスと元のポート番号に書き戻す。したがって書き換えられるのは宛先IPアドレスと宛先ポート番号である。
選択肢ごとの解説
- ア送信元(Webサーバ側)のIPアドレスは変換対象ではないので、書き換えられない。
- イ正しい。応答パケットでは宛先IPアドレスと宛先ポート番号がPC向けに書き戻される。
- ウ送信元IPアドレスと送信元ポート番号が書き換えられるのは、PCからサーバへ向かう往路のパケットである。
- エ宛先ポート番号は書き換えられるが、送信元ポート番号(サーバの80番など)は変わらない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。