プロセッサの高速化技法の一つとして、同時に実行可能な複数の動作を、コンパイルの段階でまとめて一つの複合命令とし、高速化を図る方式はどれか。
選択肢
- アCISC
- イMIMD
- ウRISC
- エVLIW
正解と解説
正解:エ VLIW
VLIW(Very Long Instruction Word)は、並列実行できる複数の演算をコンパイル時にまとめ、非常に長い1命令として構成する方式である。命令の並列性の解析をコンパイラが担うため、実行時にハードウェアで依存関係を解析する必要がなく、回路を単純にしたまま高速化できる。
選択肢ごとの解説
- ア複雑な機能を1命令で実現する命令セットの設計思想で、コンパイル時に複数動作をまとめる方式ではない。
- イ複数の命令流が複数のデータを処理する並列計算機の分類(フリンの分類)であり、命令の構成方式ではない。
- ウ命令を単純・固定長にして高速化する命令セットの設計思想で、複合命令化とは逆の方向性である。
- エ正解。コンパイラが並列実行可能な動作をまとめ、長い1命令として発行させる方式である。
同じ分野の他の問題
- 4ブロックのキャッシュメモリC0〜C3が表に示す状態である。ここで、新たに別のブロックの内容をキャッシュメモリにロードす…2025年度 秋期 問6
- 同じ命令セットをもつコンピュータAとBとがある。それぞれのCPUクロック周期、及びあるプログラムを実行したときのCPI(…2025年度 春期 問4
- キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶のアクセス時間の1/30で、ヒット率が95%のとき、実効メモリアクセス時間は、主記…2024年度 秋期 問4
- 量子ゲート方式の量子コンピュータの説明として、適切なものはどれか。2024年度 春期 問4
- パイプラインの性能を向上させるための技法の一つで、分岐条件の結果が決定する前に、分岐先を予測して命令を実行するものはどれ…2023年度 秋期 問4
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。