SSL/TLSのダウングレード攻撃に該当するものはどれか。
選択肢
- ア暗号化通信が確立された後に、暗号鍵候補を総当たりで試すことによって暗号化されたデータを解読する。
- イ暗号化通信中にクライアントPCからサーバに送信するデータを操作して、強制的にサーバのディジタル証明書を失効させる。
- ウ暗号化通信中にサーバからクライアントPCに送信するデータを操作して、クライアントPCのWebブラウザを古いバージョンのものにする。
- エ暗号化通信を確立するとき、弱い暗号スイートの使用を強制することによって、解読しやすい暗号化通信を行わせる。
正解と解説
正解:エ 暗号化通信を確立するとき、弱い暗号スイートの使用を強制することによって、解読しやすい暗号化通信を行わせる。
ダウングレード攻撃は、TLSのハンドシェイクに介入して、通信の当事者どうしが本来合意できたはずの強い暗号スイートやプロトコル版を使わせず、脆弱な方式を選ばせる攻撃である。弱い暗号で通信させたうえで、後から解読を試みる。対策は、旧版のプロトコルや脆弱な暗号スイートを無効化しておくことである。
選択肢ごとの解説
- ア鍵を総当たりで試すのはブルートフォース攻撃である。
- イ証明書を失効させる操作は通信データの改ざんでは行えない。
- ウダウングレードの対象は暗号方式であり、Webブラウザのバージョンではない。
- エ正しい。弱い暗号スイートを強制的に使わせるのがダウングレード攻撃である。
同じ分野の他の問題
- DRDoS攻撃に該当するものはどれか。2025年度 春期 午前II 問18
- 暗号化装置における暗号化処理時の消費電力を測定するなどして、当該装置内部の秘密情報を推定する攻撃はどれか。2022年度 春期 午前II 問17
- RLO (Right-to-Left Override) を利用した手口はどれか。2024年度 春期 午前II 問17
- NTPを使った増幅型のDDoS攻撃に対して、NTPサーバが踏み台にされることを防止する対策の一つとして、適切なものはどれ…2023年度 春期 午前II 問17
- RLO(Right-to-Left Override)を利用した手口はどれか。2022年度 春期 午前II 問16
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。