経済産業省が公表した“AI・データの利用に関する契約ガイドライン1.1版”における、AI技術を利用したソフトウェアの開発・利用に関するユーザーとベンダー間の契約についての記述のうち、適切なものはどれか。
AI開発は契約慣行が未確立で法的問題を生みやすい
選択肢
- アAI技術の発展・普及に伴い、法律は適宜改正されており、AI技術を利用したソフトウェアの開発・利用に関するユーザーとベンダー間の契約に関する権利関係や責任関係は、全て法律で規定されている。
- イAI技術を利用したソフトウェアの開発でユーザーがベンダーに提供するデータは、一般に公表されているデータだけを使うので、その経済的価値や、秘匿性に関して、契約上考慮する必要はない。
- ウユーザーとベンダー間でAI技術を利用したソフトウェアの開発・利用に関する契約プラクティスが確立していないことが、AI技術を利用したソフトウェアに関する法的問題が発生する一因である。
- エユーザーとベンダー間でAI技術を利用したソフトウェアの開発・利用に関する契約を締結するときに、法的拘束力を有するこのガイドラインにのっとって責任分担を明確にしなければならない。
正解と解説
正解:ウ ユーザーとベンダー間でAI技術を利用したソフトウェアの開発・利用に関する契約プラクティスが確立していないことが、AI技術を利用したソフトウェアに関する法的問題が発生する一因である。
同ガイドラインは、AI技術を用いた開発では成果物の性質や品質の保証が従来と異なるうえ、契約の実務慣行がまだ確立していないことが、権利や責任をめぐる法的な問題が生じる一因だと指摘している。そのうえで、契約で取り決めておくべき論点を整理し当事者の合意形成を助けることを狙いとしている。
選択肢ごとの解説
- アAI開発をめぐる権利・責任関係が全て法律で規定されているわけではない。
- イ提供データには経済的価値や秘匿性があり、契約上の考慮が必要。
- ウ正しい。契約プラクティスの未確立が法的問題を生む一因とされている。
- エガイドラインに法的拘束力はなく、当事者の合意を支援する位置付け。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。