送信者から受信者にメッセージ認証符号(MAC:Message Authentication Code)を付与したメッセージを送り、次に受信者が第三者に転送した。そのときのMACに関する記述のうち、適切なものはどれか。ここで、共通鍵は送信者と受信者だけが知っており、送信者と受信者のそれぞれの公開鍵は第三者を含めた3名が知っているものとする。

MACは共通鍵で完全性を確認する仕組みで否認防止はできない

情報処理安全確保支援士試験2024年度 春期 午前II2/暗号技術 / 完全性

選択肢

正解と解説

正解: MACは、送信者がメッセージと共通鍵を用いて生成する。MACを用いると、受信者がメッセージの完全性を確認できる。

MACは、メッセージと送信者・受信者が共有する共通鍵からハッシュ関数などを用いて生成する短い値である。受信者は同じ鍵で計算し直して照合することで、メッセージが改ざんされていないこと(完全性)と、鍵を知る相手が作ったものであることを確認できる。ただし鍵を共有する当事者なら誰でも同じ値を作れるため、第三者に対して送信者を証明する否認防止の効果はなく、そこはデジタル署名との決定的な違いである。

選択肢ごとの解説

出典:令和6年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問2(IPA)

同じ分野の他の問題

最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。