OAuth 2.0に関する記述のうち、適切なものはどれか。
OAuth 2.0は認証ではなくアクセス権限を委譲する認可の仕組み
選択肢
- ア認可を行うためのプロトコルであり、認可サーバが、アクセスしてきた者が利用者(リソースオーナー)本人であるかどうかを確認するためのものである。
- イ認可を行うためのプロトコルであり、認可サーバが、利用者(リソースオーナー)の許可を得て、サービス(クライアント)に対し、適切な権限を付与するためのものである。
- ウ認証を行うためのプロトコルであり、認証サーバが、アクセスしてきた者が利用者(リソースオーナー)本人であるかどうかを確認するためのものである。
- エ認証を行うためのプロトコルであり、認証サーバが、利用者(リソースオーナー)の許可を得て、サービス(クライアント)に対し、適切な権限を付与するためのものである。
正解と解説
正解:イ 認可を行うためのプロトコルであり、認可サーバが、利用者(リソースオーナー)の許可を得て、サービス(クライアント)に対し、適切な権限を付与するためのものである。
OAuth 2.0は認可(アクセス権限の委譲)のためのプロトコルです。リソースオーナーが同意すると、認可サーバはクライアントに対してアクセストークンを発行し、クライアントはそのトークンの範囲内でリソースサーバのAPIを利用できます。利用者本人であることを確認する認証は本来の目的ではなく、認証を扱いたい場合はOAuth 2.0を土台に拡張したOpenID Connectを用います。
選択肢ごとの解説
- ア認可プロトコルである点は正しいものの、本人確認を目的とする記述が誤りです。
- イ正解。リソースオーナーの許可に基づきクライアントへ権限を与える、という定義どおりです。
- ウ認証プロトコルではありません。本人確認はOpenID Connectの役割です。
- エ認証プロトコルという前提が誤りで、権限付与を行うのは認可の機能です。
この問題は2回出題されています
- 2023年度 秋期 午前II 問14この問題の代表ページ
- 2025年度 春期 午前II 問16(このページ)
同じ分野の他の問題
- 利用者Aが所有するリソースBが,WebサービスC上にある。OAuth 2.0において,利用者Aの認可の下,Webサービス…2024年度 秋期 午前II 問16
- 特定の利用者が所有するリソースが,WebサービスA上にある。OAuth 2.0において,その利用者の認可の下,Webサー…2017年度 春期 午前II 問14
- 無線LANで使用される規格IEEE 802.1Xが規定しているものはどれか。2025年度 秋期 午前II 問17
- NIST SP 800-63-3で定義されているIdentity Proofingに該当するものはどれか。2025年度 秋期 午前II 問11
- 認証デバイスに関する記述のうち,適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前II 問10
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。