IPA“中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン(第2.1版)”に記載されている,基本方針,対策基準,実施手順から成る組織の情報セキュリティポリシに関する記述のうち,適切なものはどれか。
小規模組織はポリシを2階層に簡略化してもよい
選択肢
- ア基本方針と対策基準は適用範囲を経営者とし,実施手順は適用範囲を経営者を除く従業員として策定してもよい。
- イ組織の規模が小さい場合は,対策基準と実施手順を併せて1階層とし,基本方針を含めて2階層の文書構造として策定してもよい。
- ウ組織の取り扱う情報資産としてシステムソフトウェアが複数存在する場合は,その違いに応じて,複数の基本方針,対策基準及び実施手順を策定する。
- エ初めに具体的な実施手順を策定し,次に実施手順の共通原則を対策基準としてまとめて,最後に,対策基準の運用に必要となる基本方針を策定する。
正解と解説
正解:イ 組織の規模が小さい場合は,対策基準と実施手順を併せて1階層とし,基本方針を含めて2階層の文書構造として策定してもよい。
情報セキュリティポリシは基本方針・対策基準・実施手順の3階層で構成するのが基本だが、組織の規模や実態に合わせて階層を統合してもよい。中小企業では対策基準と実施手順を一体化し、基本方針と併せて2階層にすることが現実的であり、ガイドラインでも認められている。策定順序は経営者が定める基本方針が先で、そこから対策基準、実施手順へと具体化していく。
選択肢ごとの解説
- ア基本方針や対策基準は組織全体に適用されるもので、階層ごとに対象者を分ける性質のものではない。
- イ正しい。規模が小さい場合は対策基準と実施手順をまとめ、2階層にしてもよい。
- ウ基本方針は組織で一つが原則であり、情報資産ごとに複数作るものではない。
- エ基本方針を最初に定め、そこから具体化していくのが正しい順序である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。