PCとサーバとの間でIPsecによる暗号化通信を行う。通信データの暗号化アルゴリズムとしてAESを使うとき、用いるべき鍵はどれか。
AESは共通鍵暗号。IPsecのデータ暗号化には共有した共通鍵を使う
選択肢
- アPCだけが所有する秘密鍵
- イPCとサーバで共有された共通鍵
- ウPCの公開鍵
- エサーバの公開鍵
正解と解説
正解:イ PCとサーバで共有された共通鍵
AESは共通鍵暗号方式であり、暗号化と復号に同一の鍵を使う。IPsecでは鍵交換プロトコル(IKE)によって通信相手と安全に共通鍵を共有し、その鍵でデータを暗号化する。公開鍵暗号は鍵交換や相手認証の段階で使われるが、大量のデータ本体の暗号化には処理が高速な共通鍵暗号を用いる。
選択肢ごとの解説
- アPCだけが持つ秘密鍵は公開鍵暗号方式のもので、相手が復号できない。
- イ正しい。AESは共通鍵暗号なので、PCとサーバで共有した共通鍵を用いる。
- ウ公開鍵で暗号化すると対応する秘密鍵をもつPC自身しか復号できず、通信データの暗号化には使わない。
- エサーバの公開鍵は公開鍵暗号方式での暗号化や鍵交換に使うもので、AESの鍵ではない。
同じ分野の他の問題
- 暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。2023年度 公開問題 科目A・B 問4
- OpenPGPやS/MIMEにおいて用いられるハイブリッド暗号方式の特徴はどれか。2019年度 春期 午前 問28
- データベースで管理されるデータの暗号化に用いることができ、かつ、暗号化と復号とで同じ鍵を使用する暗号方式はどれか。2022年度 公開問題 科目A・B 問20
- 手順に示す電子メールの送受信によって得られるセキュリティ上の効果はどれか。 〔手順〕 (1) 送信者は、電子メールの本文…2019年度 秋期 午前 問26
- ステガノグラフィはどれか。2019年度 秋期 午前 問11
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。