内部統制報告制度において、原材料購買業務に係る取引の正当性を確保するための業務処理統制はどれか。
取引の正当性は権限者による承認統制で確保する
選択肢
- ア原材料購入先ごとの購入金額を月次で集計して一覧表を作成し、購入条件の見直しによる原価低減を図る。
- イ原材料購入先に発注情報をネットワークで送信する仕組みを構築し、購買リードタイムの短縮につなげる。
- ウ定められた発注金額以上の原材料購入依頼を行う場合は、権限をもった上司が承認する。
- エ納品予定日の前日になっても原材料購入先から連絡がない場合、購買管理システムから警告メールが担当者に送られ督促を行うことで、納品の遅延を防止する。
正解と解説
正解:ウ 定められた発注金額以上の原材料購入依頼を行う場合は、権限をもった上司が承認する。
業務処理統制は、個々の業務処理が正当・正確・網羅的に行われることを確保するために業務の流れに組み込まれた統制である。一定金額以上の購入依頼に上長承認を要する仕組みは、権限のない発注を防ぎ取引の正当性を確保する典型的な業務処理統制に当たる。集計による原価低減や納期督促は業務の効率や有効性を高める施策であり、正当性の確保が目的ではない。
選択肢ごとの解説
- ア購入金額の集計と条件見直しは原価低減の施策であり、取引の正当性を確保する統制ではない。
- イ発注情報のネットワーク送信はリードタイム短縮を狙う効率化施策である。
- ウ正しい。一定金額以上の購入依頼に権限者の承認を求めるのが正当性確保の業務処理統制である。
- エ納品遅延の督促は業務の有効性に関する施策で、取引の正当性とは別である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。