サブネットマスクとCIDRとは?
サブネットマスクとCIDRとは、IPアドレスをネットワーク部とホスト部に分ける仕組みで、CIDRはその境界をビット長(/24など)で任意に指定する表記。ルーティングもフィルタリングもこの単位で行われるため、マスク長の設計を誤ると意図しない範囲まで通信を許してしまう。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2025年度)。
さぶねっとますくとさいだー
サブネットマスクとCIDRの意味
IPアドレスをネットワーク部とホスト部に分ける仕組みで、CIDRはその境界をビット長(/24など)で任意に指定する表記。ルーティングもフィルタリングもこの単位で行われるため、マスク長の設計を誤ると意図しない範囲まで通信を許してしまう。
サブネットマスクとCIDRの具体例
192.168.10.0/24 だけを許可するつもりで /16 と書くと、192.168.0.0〜192.168.255.255 の6万台超が対象になる。逆に /32 は単一ホスト指定で、保守端末1台だけにSSHを開ける用途に使う。
サブネットマスクとCIDRは試験でどう引っ掛けられる?
「マスクが長いほど広い」は逆で、/29 は /24 より狭い。またネットワークアドレスとブロードキャストアドレスはホストに割り当てられず、利用可能台数は2を引いた数になる。
サブネットマスクとCIDRと関連する用語
サブネットマスクとCIDRが出た過去問
ネットワークに接続されているホストのIPアドレスが198.51.100.90で,サブネットマスクが255.255.255.224のとき,ホストアドレスはどれか。
正解:26
要点:マスク/27ならホスト部は下位5ビット(90→26)
サブネットマスク255.255.255.224は上位27ビットがネットワーク部で、ホスト部は下位5ビットである。第4オクテット90を2進数にすると01011010で、下位5ビットは11010=26となる。つまりホストアドレスは26となる。
出典:平成29年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問20(IPA)クラスBのIPアドレスで、サブネットマスクが16進数のFFFFFF80である場合、利用可能なホスト数は最大幾つか。
正解:126
要点:利用可能ホスト数はホスト部のビット数から2を引いて求める
サブネットマスクFFFFFF80は2進で先頭25ビットが1、すなわち/25であり、ホスト部は残り7ビットとなる。7ビットで表せる組合せは128通りだが、すべて0のネットワークアドレスとすべて1のブロードキャストアドレスは端末に割り当てられないため、利用可能なホスト数は128−2で126となる。クラスBという条件はホスト数の計算そのものには影響しない。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問20(IPA)クラスCのネットワークを、50ノードずつ収納できる四つのサブネットに分割した場合のサブネットマスクはどれか。
正解:255.255.255.192
要点:クラスCを4分割すると/26でマスクは255.255.255.192
クラスCのアドレスブロックはホスト部が8ビットで256個のアドレスをもつ。これを四つに分けるにはホスト部から2ビットを借りてプレフィックスを26ビットにすればよく、サブネットマスクは255.255.255.192となる。各サブネットのアドレス数は64で、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた62台が収容でき、50ノードの要件を満たす。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問18(IPA)二つのルーティングプロトコルRIP-2とOSPFとを比較したとき,OSPFだけに当てはまる特徴はどれか。
正解:リンク状態のデータベースを使用している。
要点:OSPFはリンク状態DBから最短経路を計算するリンクステート型
OSPFはリンクステート型のルーティングプロトコルで、各ルータが自分の接続状況を広告し合い、エリア内で同一のリンク状態データベースを構築する。そのうえでダイクストラ法により最短経路を計算するため、収束が速く大規模網に向く。RIP-2は距離ベクトル型で、可変長サブネットマスクへの対応やマルチキャストによる更新は同様に備えるが、リンク状態データベースは持たない。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。