システム監査における,サンプリング(試査)に関する用語の説明のうち,適切なものはどれか。
許容逸脱率は受入れ可能な逸脱の割合でサンプル件数を左右する。
選択肢
- ア許容逸脱率とは,受け入れることができる所定の内部統制からの逸脱率であり,監査人がサンプルの件数を決めるときに用いられる指標である。
- イサンプリングリスクとは,固有リスクと統制リスクを掛け合わせた結果である。
- ウ統計的サンプリングとは,特定の種類の例外取引を全て抽出する方法である。
- エ母集団とは,評価対象から結論を導き出すのに必要なデータ全体のうち,リスクが高いデータの集合である。
正解と解説
正解:ア 許容逸脱率とは,受け入れることができる所定の内部統制からの逸脱率であり,監査人がサンプルの件数を決めるときに用いられる指標である。
許容逸脱率とは、監査人が内部統制の有効性を認めるうえで受け入れられる、統制からの逸脱の割合である。この率を低く設定するほど必要なサンプル件数は多くなるため、サンプルサイズを決める際の指標として用いられる。試査は母集団の一部を抽出して全体を推し量る手法であり、その前提を理解しておく必要がある。
選択肢ごとの解説
同じ分野の他の問題
- システム監査におけるウォークスルー法の説明として,適切なものはどれか。2025年度 春期 午前 問58
- システム監査において、監査手続の適用に際して用いられる技法のうち、データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、…2024年度 秋期 午前 問58
- システム監査基準(平成30年)における監査手続の実施に際して利用する技法に関する記述のうち、適切なものはどれか。2023年度 春期 午前 問59
- 監査証拠の入手と評価に関する記述のうち、システム監査基準(平成30年)に照らして、適切でないものはどれか。2022年度 春期 午前 問60
- データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、及び組み込まれているコントロールを、システム監査人が書面上で又は実…2021年度 秋期 午前 問59
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。