フラグメンテーションに関する記述のうち、適切なものはどれか。
空き合計が足りても連続領域が取れないのが断片化
選択肢
- ア可変長ブロックのメモリプール管理方式では、様々な大きさのメモリ領域の獲得や返却を行ってもフラグメンテーションは発生しない。
- イ固定長ブロックのメモリプール管理方式では、可変長ブロックのメモリプール管理方式よりもメモリ領域の獲得と返却を速く行えるが、フラグメンテーションが発生しやすい。
- ウフラグメンテーションの発生によって、合計としては十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず、必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。
- エメモリ領域の獲得と返却の頻度が高いシステムでは、フラグメンテーションの発生を防止するため、メモリ領域が返却されるたびにガーベジコレクションを行う必要がある。
正解と解説
正解:ウ フラグメンテーションの発生によって、合計としては十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず、必要とするメモリ領域を獲得できなくなることがある。
フラグメンテーションとは、確保と解放の繰返しによって空き領域が細切れに散らばる現象である。空き容量の合計は足りていても、連続した領域が取れないために要求サイズの確保に失敗することがある。可変長ブロック方式で起きやすく、固定長ブロック方式では発生しない代わりに、ブロック内の使い残しという別の無駄が生じる。
選択肢ごとの解説
- ア可変長方式こそ様々な大きさの獲得・返却で細切れの空きが生じやすい。記述が逆。
- イ固定長方式は獲得・返却は速いが、同じ大きさのブロックを扱うためフラグメンテーションは起きない。
- ウ正解。合計の空きは十分でも連続領域が取れず、確保に失敗し得るのがこの現象の本質。
- エ返却のたびにガーベジコレクションを行うと処理が重くなる。必須の対処法ではない。
同じ分野の他の問題
- 二つのタスクが共用する二つの資源を排他的に使用するとき、デッドロックが発生するおそれがある。このデッドロックの発生を防ぐ…2019年度 春期 午前 問18
- スレッドセーフの説明として、適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前 問17
- 一つのI2Cバスに接続された二つのセンサーがある。それぞれのセンサー値を読み込む二つのタスクを排他的に制御したい。利用す…2025年度 秋期 午前 問16
- 五つのジョブA〜Eに対して、ジョブの多重度が1で、処理時間順方式のスケジューリングを適用した場合、ジョブBのターンアラウ…2025年度 秋期 午前 問15
- 記憶領域を管理するアルゴリズムのうち、ベストフィット方式の特徴として、適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前 問5
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。