A社はB社に対して業務システムの設計、開発を委託し、A社とB社は請負契約を結んでいる。作業の実態から、偽装請負とされる事象はどれか。
偽装請負の判断は指揮命令をどちらが行うかで決まる
選択肢
- アA社の従業員が、B社を作業場所として、A社の責任者の指揮命令に従ってシステムの検証を行っている。
- イA社の従業員が、B社を作業場所として、B社の責任者の指揮命令に従ってシステムの検証を行っている。
- ウB社の従業員が、A社を作業場所として、A社の責任者の指揮命令に従って設計書を作成している。
- エB社の従業員が、A社を作業場所として、B社の責任者の指揮命令に従って設計書を作成している。
正解と解説
正解:ウ B社の従業員が、A社を作業場所として、A社の責任者の指揮命令に従って設計書を作成している。
請負契約では、受託者が自らの責任で業務を完成させ、作業者への指揮命令も受託者側が行う。委託元の責任者が受託者の従業員へ直接指示を出すと、契約は請負でも実態は労働者派遣にあたり、偽装請負となる。作業場所が委託元であること自体は問題ではなく、指揮命令の系統が誰にあるかが判断の分かれ目になる。
選択肢ごとの解説
- ア自社の従業員を自社の責任者が指揮しており、場所が相手先でも問題はない。
- イA社の従業員がB社の指揮を受ける形で、本問の請負とは別の関係だが偽装請負の典型例ではない。
- ウ正解。受託側の従業員を委託元の責任者が直接指揮しており、実態は派遣となる。
- エ受託側の従業員を受託側の責任者が指揮しており、請負として適正な形態である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。