システム要件定義プロセスにおいて、トレーサビリティが確保されていることを説明した記述として、適切なものはどれか。
トレーサビリティは要求と成果物の対応を追跡できること
選択肢
- ア移行マニュアルや運用マニュアルなどの文書化が完了しており、システム上でどのように業務を実施するのかを利用者が確認できる。
- イ所定の内外作基準に基づいて外製する部分が決定され、調達先が選定され、契約が締結されており、調達先を容易に変更することはできない。
- ウモジュールの相互依存関係が確定されており、以降の開発プロセスにおいて個別モジュールの仕様を変更することはできない。
- エ利害関係者の要求の根拠と成果物の相互関係が文書化されており、開発の途中で生じる仕様変更をシステムに求められる品質に立ち返って検証できる。
正解と解説
正解:エ 利害関係者の要求の根拠と成果物の相互関係が文書化されており、開発の途中で生じる仕様変更をシステムに求められる品質に立ち返って検証できる。
トレーサビリティとは、要求とそれを実現する成果物との対応関係を追跡できることをいう。利害関係者の要求がどこから生じ、どの設計や実装に結び付いているかが文書化されていれば、途中で仕様変更が起きても、元の要求や求められる品質に立ち返って妥当性を検証できる。
選択肢ごとの解説
- ア利用者向けの文書が整っていることであり、要求と成果物の対応関係の話ではない。
- イ調達先が固定されていることであり、追跡可能性とは無関係である。
- ウ変更できないことは追跡可能性の意味ではなく、むしろ変更管理を妨げる状態である。
- エ要求の根拠と成果物の相互関係が文書化され、変更時に要求へ立ち返って検証できる。追跡可能性の定義と一致する。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。