情報システムに対する統制をITに係る全般統制とITに係る業務処理統制に分けたとき、ITに係る業務処理統制に該当するものはどれか。
個別業務システム内のデータ処理の正確性を担保するのが業務処理統制
選択肢
- アサーバ室への入退室を制限・記録するための入退室管理システム
- イシステム開発業務を適切に委託するために定めた選定手続
- ウ販売管理システムにおける入力データの正当性チェック機能
- エ不正アクセスを防止するためのファイアウォールの運用管理
正解と解説
正解:ウ 販売管理システムにおける入力データの正当性チェック機能
IT業務処理統制は、個別の業務システムの中に組み込まれ、取引データが正確・網羅的・妥当に処理されることを確保する仕組みである。入力データの正当性チェック、エラーデータの修正手続、マスタデータの照合などが該当する。販売管理システムの入力チェック機能はまさにこれにあたるのでウが正解。一方、全般統制はシステム開発・運用・アクセス管理など、業務処理統制が有効に働く環境を支える統制を指す。
選択肢ごとの解説
- ア入退室管理は物理的なアクセス管理であり、IT全般統制に分類される。
- イ開発委託先の選定手続はシステム開発に関する統制で、IT全般統制にあたる。
- ウ正解。個別業務システムに組み込まれた入力データのチェック機能は業務処理統制である。
- エファイアウォールの運用管理は基盤のセキュリティ運用であり、IT全般統制にあたる。
同じ分野の他の問題
- システム監査基準(令和5年)に従い、監査目的に基づいて、ガバナンス、マネジメント、コントロールの視点から検証・評価を行う…2025年度 秋期 午前 問60
- 金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和元年)”における“ITへの対応”に関する記述のうち、適…2023年度 秋期 午前 問60
- 金融庁"財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準(令和元年)"における、内部統制に関係を有する者の役割と責任の記述のう…2023年度 春期 午前 問60
- システム管理基準(平成30年)によれば、ITシステムの運用・利用におけるログ管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。2022年度 春期 午前 問61
- 識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能を情報システムに組み込むことによって,コントロールが可能なリスクは…2017年度 春期 午前 問60
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。