システム監査基準(平成30年)における“十分かつ適切な監査証拠”を説明したものはどれか。
十分かつ適切な監査証拠とは量的十分性・適合性・証明力を備えた証拠
選択肢
- ア証拠としての質的十分性を備え、証拠の保管要件に適合し、かつ偽造されていないことが確認された証拠
- イ証拠としての質的十分性を備え、法令及び組織の内部規則に適合し、かつ適切な方法によって入手された証拠
- ウ証拠としての量的十分性を備え、システム管理基準に適合し、かつ情報システムから出力された証拠
- エ証拠としての量的十分性を備え、確かめるべき事項に適合し、かつ証明力を備えた証拠
正解と解説
正解:エ 証拠としての量的十分性を備え、確かめるべき事項に適合し、かつ証明力を備えた証拠
監査証拠には量と質の両面が求められる。十分性とは結論を支えるに足る量が集まっていること、適切性とは確かめようとしている事項に的確に対応し(適合性)、かつその事項を裏づける力を備えている(証明力)ことを意味する。したがって量的十分性、適合性、証明力の三つを備えた証拠が「十分かつ適切な監査証拠」となる。
選択肢ごとの解説
- ア保管要件への適合や偽造の有無だけでは適切性の定義を満たさない。
- イ法令や内部規則への適合、入手方法の適切さは別の観点で、定義そのものではない。
- ウシステム管理基準への適合や出力元の限定は監査証拠の定義には含まれない。
- エ正しい。量的十分性、確かめるべき事項への適合、証明力を備えた証拠を指す。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。