“学生は、学期が異なれば同じ授業科目を何度でも履修できる”を適切に表現しているデータモデルはどれか。ここで、モデルの表記にはUMLを用いる。 ア:学期 1━* 学生 *━*「履修する」授業科目 イ:学生 *━*「履修する」授業科目 の関連に、学期クラスが点線(従属関係の注記)で結び付く ウ:学生 1,1━1━*「履修する」授業科目 の関連に対し、学生からもう一本、学期(*)へ線が伸びる(学生1-学期*、学生1-授業科目1側で履修する*に接続) エ:学生 *━◇━* 授業科目 の関連クラス(履修する)に学期(*)が接続する
同一組合せの繰返しは関連クラスに識別用の属性を加える

選択肢
- アア(学期1━*学生、学生*━*授業科目「履修する」という単純な多対多)
- イイ(学生*━*授業科目「履修する」の関連に学期クラスが注記のように点線で付随する図)
- ウウ(学生からの二本の線(学期へ1対*、授業科目へ1対*で「履修する」)という構造)
- エエ(学生*━*授業科目の関連クラス「履修する」に学期(*)が接続する構造。関連クラスに学期を組み込み、学生-授業科目-学期の組み合わせで履修を一意に識別する)
正解と解説
正解:エ エ(学生*━*授業科目の関連クラス「履修する」に学期(*)が接続する構造。関連クラスに学期を組み込み、学生-授業科目-学期の組み合わせで履修を一意に識別する)
同じ学生が同じ授業科目を学期を変えて何度でも履修できるということは、履修を一意に識別するのに学生・授業科目に加えて学期が必要だということである。したがって学生と授業科目の多対多を表す関連クラス(履修)に学期を結び付け、三者の組合せで履修が識別される構成が適切になる。
選択肢ごとの解説
- ア学期が学生に結び付いているだけで、同じ科目を学期違いで複数回履修できることを表せない。
- イ学期が注記的に添えられているだけで、履修の識別に学期が関与する構造になっていない。
- ウ学生から学期と授業科目へ別々に関連が伸びる構造では、どの学期にどの科目を履修したかを表せない。
- エ正しい。履修を表す関連クラスに学期を結び付け、三者の組合せで識別できる。
同じ分野の他の問題
- 従業員の、従業員番号、氏名及び使用できるプログラム言語を管理するために、"従業員"表及び"プログラム言語"表を設計する。…2025年度 秋期 午前II 問4
- データ中心アプローチの特徴はどれか。2023年度 秋期 午前II 問24
- 従業員番号と氏名と使用できるプログラム言語を管理するために、"従業員"表及び"プログラム言語"表を設計する。"プログラム…2023年度 秋期 午前II 問5
- 部、課、係の階層関係から成る組織のデータモデルとして、モデルA〜Cの三つの案が提出された。これらに対する解釈として、適切…2021年度 秋期 午前II 問2
- 関係データベースの表を設計する過程で、A表とB表が抽出された。主キーはそれぞれ列aと列bである。この二つの表の対応関係を…2016年度 春期 午前II 問5
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。