図に示すマルチプロセッサシステムにおいて、各MPUのキャッシュメモリの内容を正しく保つために、共有する主記憶の内容が変化したかどうかを監視する動作はどれか。

選択肢
- アデータハザード
- イバススヌープ
- ウライトスルー
- エライトバック
正解と解説
正解:イ バススヌープ
複数のプロセッサがそれぞれキャッシュを持って主記憶を共有すると、あるプロセッサが書き換えた内容が他方の古いキャッシュに残り、内容が食い違うおそれがある。そこで各キャッシュ制御部が共有バス上のアドレスやトランザクションを常時見張り、自分が保持している行に関わる書込みを検知したら無効化や更新を行う。この監視動作がバススヌープで、キャッシュコヒーレンシを保つ基本的な手法である。
選択肢ごとの解説
- ア先行命令の結果を待たずに後続命令が同じデータを使おうとするパイプライン上の競合であり、キャッシュ間の一貫性の話ではない。
- イ正しい。共有バスを監視して他のプロセッサによる書込みを検知する仕組みである。
- ウ書込み時に主記憶へも同時に反映する書込み方式であり、監視動作そのものではない。
- エ書込みをキャッシュにとどめ、追い出し時に主記憶へ反映する書込み方式である。
この問題は2回出題されています
- 2016年度 春期 午前II 問1(このページ)
- 2018年度 春期 午前II 問2
同じ分野の他の問題
- マルチコアプロセッサで用いられるスヌープキャッシュの説明として、適切なものはどれか。2022年度 秋期 午前II 問1
- マルチコアプロセッサで用いられるスヌープキャッシュの説明として、適切なものはどれか。2020年度 10月試験 午前II 問4
- SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。2025年度 秋期 午前II 問9
- ページング方式の仮想記憶において、あるプロセスが仮想アドレス空間全体に対応したページテーブルをもつ場合、ページテーブルに…2020年度 10月試験 午前II 問8
- FeRAMの説明として、適切なものはどれか。2025年度 秋期 午前II 問3
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。