プロセスの切替えに関する記述のうち、ディスパッチャの説明として、適切なものはどれか。
ディスパッチャは選ばれたプロセスにCPUを引き渡す
選択肢
- ア主記憶に保存されている選択したプロセスの情報を、CPUにロードしてプロセスを起動する。
- イ次に起動すべきプロセスを、優先順位に従ってプロセス群の中から選択する。
- ウプロセスに与えられたタイムクウォンタムが経過したことを、OSに通知する。
- エプロセスの実行を中断した後、CPUの情報を主記憶に保存して、あらかじめ定義された処理に制御を移す。
正解と解説
正解:ア 主記憶に保存されている選択したプロセスの情報を、CPUにロードしてプロセスを起動する。
ディスパッチャは、スケジューラが選んだプロセスの実行環境(プログラムカウンタやレジスタなどのコンテキスト)を主記憶からCPUへ復元し、そのプロセスの実行を開始させる役割を担う。「どれを動かすか」を決めるのがスケジューラ、「実際にCPUを明け渡す」のがディスパッチャという分担になる。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。選ばれたプロセスの情報をCPUにロードして実行を開始させるのがディスパッチャである。
- イ優先順位に従って次のプロセスを選ぶのはスケジューラの役割である。
- ウタイムクウォンタムの経過を知らせるのはタイマー割込みの働きである。
- エ実行を中断してCPUの情報を退避し、所定の処理へ移すのは割込み処理(コンテキスト退避)の記述である。
同じ分野の他の問題
- リアルタイムOSにおけるコンテキストの使用方法に関する記述のうち、適切なものはどれか。2020年度 10月試験 午前II 問7
- スレッドとプロセスに関する記述のうち、適切なものはどれか。2018年度 春期 午前II 問7
- 組込み機器を含めた、様々なハードウェアアーキテクチャに向けて、カスタムのLinuxディストリビューションを構築するための…2025年度 秋期 午前II 問8
- 優先度に基づくプリエンプティブスケジューリングのリアルタイムOSを使用した組込みシステムにおいて、入力装置及び出力装置に…2025年度 秋期 午前II 問6
- スケジューリングアルゴリズムにおける、リソーススタベーションに関する記述として、適切なものはどれか。2023年度 秋期 午前II 問8
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。