システムの性能を向上させるために,スケールアウトが適しているシステムはどれか。
スケールアウトが効くのは参照系など分散しやすい処理
選択肢
- ア一連の大きな処理を一括して実行しなければならないので,並列処理が困難な処理が中心のシステム
- イ参照系のトランザクションが多いので,複数のサーバで分散処理を行っているシステム
- ウデータを追加するトランザクションが多いので,データの整合性を取るためのオーバヘッドを小さくしなければならないシステム
- エ同一のマスタデータベースがシステム内に複数配置されているので,マスタを更新する際にはデータベース間で整合性を保持しなければならないシステム
正解と解説
正解:イ 参照系のトランザクションが多いので,複数のサーバで分散処理を行っているシステム
スケールアウトはサーバの台数を増やして処理を分担させる方式なので、処理を独立した単位に分けられるシステムほど効果が出ます。参照中心のトランザクションは更新の競合が起きにくく、複製したサーバへ振り分けるだけで台数に応じて性能が伸びます。逆に更新や整合性維持が中心のシステムでは、台数を増やすほど同期のオーバヘッドが増えて頭打ちになります。
選択肢ごとの解説
- ア並列化が困難なら台数を増やしても効かず、スケールアップ向き。
- イ正解。参照系が多く分散処理しているので台数増加が素直に効く。
- ウ整合性維持のオーバヘッドが問題なら、分散はむしろ負担を増やす。
- エ複数マスタ間の整合性維持が必要で、台数増加が同期コストを押し上げる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。