事業者の信用維持や需要者の混同を回避するために、更新の申請を繰り返すことで、実質的に永続的な権利保有が可能な工業所有権はどれか。
更新で永続保有できる工業所有権は商標権だけ
選択肢
- ア意匠権
- イ実用新案権
- ウ商標権
- エ特許権
正解と解説
正解:ウ 商標権
商標権は、商品やサービスの目印となるマーク・名称を保護する権利で、存続期間は登録から10年だが、更新登録の申請を繰り返すことで期間を延長し続けられる。これは、長く使われた目印に蓄積した信用を守り、消費者が出所を取り違えないようにするためである。特許権・実用新案権・意匠権はいずれも存続期間が満了すると権利が消滅し、更新による延長はできない。
選択肢ごとの解説
- ア物品のデザインを保護する権利で、存続期間の満了で消滅し更新はできない。
- イ考案(小発明)を保護する権利で、存続期間は比較的短く更新もできない。
- ウ正解。更新を繰り返すことで実質的に永続的に保有できる。
- エ発明を保護する権利で、原則として出願から一定期間で消滅する。
同じ分野の他の問題
- プロサッカーチームのファンの集いで、人気のある選手が背広姿でサインをしている姿を撮影し、プリントしてフリーマーケットで販…2026年度 秋期 問11
- インターネットを利用した企業広告に関する新たなビジネスモデルを知的財産として出願し、コンピュータシステムとして実現した。…2026年度 秋期 問5
- 生成AIを用いた生成物の取扱いに関して、既存の著作物の著作権者から許諾を得ることが必要となる可能性のあるものだけを、全て…2026年度 秋期 問1
- 著作権に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 [a]は著作権法による保護の対象になるが、[b]…2025年度 秋期 問30
- 商標法におけるサービスマークを説明したものはどれか。2025年度 秋期 問12
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。