品質の目標に対し,不良が多く発生しているシステム開発プロジェクトがある。重点的に解消すべき課題を明らかにするために,原因別に不良の発生件数を調べ,図で表すことにした。このときに用いるのが適切な図はどれか。
重点原因の特定はパレート図(降順の棒+累積折れ線)

選択肢
- ア特性要因図(魚の骨のような図。矢印が幹に向かって合流していく形)
- イパレート図(棒グラフと累積比率の折れ線グラフの組合せ)
- ウ散布図(点が右上がりに分布し、途中から横ばいになる)
- エフローチャート(開始・処理・分岐・処理・終了の流れ図)
正解と解説
正解:イ パレート図(棒グラフと累積比率の折れ線グラフの組合せ)
パレート図は、項目別の件数を大きい順に棒グラフで並べ、その累積比率を折れ線で重ねた図で、どの原因が全体の大部分を占めるかが一目で分かる。重点的に取り組むべき少数の原因を選び出す用途に適している。
選択肢ごとの解説
- ア原因の候補を体系的に洗い出す図で、件数の大小の比較には向かない。
- イ正しい。件数の降順と累積比率から重点課題を特定できる。
- ウ2つの量の相関を見る図。
- エ処理手順を表す図で、原因分析には用いない。
同じ分野の他の問題
- システム開発プロジェクトにおいて、テスト中に発見された不具合の再発防止のために不具合分析を行うことにした。テスト結果及び…2024年度 秋期 問51
- システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために、複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す…2023年度 秋期 問38
- システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて,品質上の問題と原因との関連付けを行って根本原因を追究する方法の説明と…2022年度 秋期 問48
- コールセンタの顧客サービスレベルを改善するために,顧客から寄せられたコールセンタ対応に関する苦情を分類集計する。苦情の多…2022年度 秋期 問31
- 同一難易度の複数のプログラムから成るソフトウェアのテスト工程での品質管理において、各プログラムの単位ステップ数当たりのバ…2021年度 秋期 問40
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。