情報システム部がシステム開発を行い、品質保証部が成果物の品質を評価する企業がある。システム開発の進捗は管理部が把握し、コストの実績は情報システム部から経理部へ報告する。現在、親会社向けの業務システムの開発を行っているが、親会社からの指示でシステム開発業務に対するシステム監査を実施することになり、社内からシステム監査人を選任することになった。システム監査人として、最も適切な者は誰か。
システム監査人は監査対象から独立していることが必須
選択肢
- ア監査経験がある開発プロジェクトチームの担当者
- イ監査経験がある経理部の担当者
- ウ業務システムの品質を評価する品質保証部の担当者
- エシステム開発業務を熟知している情報システム部の責任者
正解と解説
正解:イ 監査経験がある経理部の担当者
システム監査人には、監査対象から独立した立場であることが求められる。開発を担う情報システム部の責任者や開発チームの担当者は自分の業務を監査することになり、品質保証部は成果物の品質評価という形で対象業務に関与しているため、いずれも独立性を欠く。開発業務に直接関与していない部門の担当者であれば、この要件を満たしやすい。
選択肢ごとの解説
- ア監査対象である開発業務の当事者であり、独立性を欠く。
- イ開発業務に直接関与しておらず独立性を保てるため、最も適切で正解。
- ウ成果物の品質評価という形で対象業務に関与しており、独立性に疑義が生じる。
- エ監査対象業務の責任者であり、自己監査になってしまう。
同じ分野の他の問題
- A社は会計システムの再構築のプロジェクトを立ち上げ、システム開発をB社に外部委託している。B社から納品される成果物の検収…2025年度 秋期 問52
- 社内で開発及び運用を行っている経理システムの内部監査を実施するとき、システム監査人として、最も適切なものはどれか。2025年度 秋期 問51
- システム監査人の行動規範に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 システム監査人は、監査対象とな…2023年度 秋期 問37
- 有料のメールサービスを提供している企業において、メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシス…2021年度 秋期 問55
- 委託に基づき他社のシステム監査を実施するとき、システム監査人の行動として、適切なものはどれか。2020年度 10月試験 問48
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。