信頼性工学の視点で行うシステム設計において、発生し得る障害の原因を分析する手法であるFTAの説明はどれか。
FTAは頂上事象から原因を樹形図で展開するトップダウン分析
選択肢
- アシステムの構成品目の故障モードに着目して、故障の推定原因を列挙し、システムへの影響を評価することによって、システムの信頼性を定性的に分析する。
- イ障害と、その中間的な原因から基本的な原因までの全てを列挙し、それらをゲート(論理を表す図記号)で関連付けた樹形図で表す。
- ウ障害に関するデータを収集し、原因について“なぜなぜ分析”を行い、根本原因を明らかにする。
- エ多角的で、互いに重ならないように定義したODC属性に従って障害を分類し、どの分類に障害が集中しているかを調べる。
正解と解説
正解:イ 障害と、その中間的な原因から基本的な原因までの全てを列挙し、それらをゲート(論理を表す図記号)で関連付けた樹形図で表す。
FTA(Fault Tree Analysis)は、望ましくない事象(頂上事象)を出発点として、その原因を上位から下位へたどりながらANDやORのゲートで結び、樹形図として表すトップダウンの分析手法である。これに対しFMEAは部品の故障モードから影響を追うボトムアップの手法であり、方向が逆である点が対比としてよく問われる。
選択肢ごとの解説
- ア構成品目の故障モードから影響を評価するボトムアップ手法はFMEAである。
- イ正しい。頂上事象から原因を展開し、ゲートで結んだ樹形図で表すのがFTAである。
- ウなぜなぜ分析による根本原因追究はFTAとは別の手法である。
- エODC属性による分類は直交欠陥分類(ODC)の説明である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。