労働者派遣事業における派遣労働者の労働時間、休日、休暇などの具体的な就業に関する枠組み設定のうち、労働関連の法に照らして適切なものはどれか。
派遣の労働条件は派遣元と労働者が定め派遣先は指揮命令のみ
選択肢
- ア派遣元と派遣先との間で設定し、派遣労働者はその条件に従わなければならない。
- イ派遣先が設定し、それを派遣元と派遣労働者に通知することになっている。
- ウ派遣先と派遣労働者との間で設定し、両者の間の労働契約に盛り込む必要がある。
- エ派遣元と派遣労働者との間で設定し、派遣先はその範囲内で派遣労働者を指揮命令の下に労働させなければならない。
正解と解説
正解:エ 派遣元と派遣労働者との間で設定し、派遣先はその範囲内で派遣労働者を指揮命令の下に労働させなければならない。
労働者派遣では、雇用契約を結んでいるのは派遣元と派遣労働者であるため、労働時間や休日、休暇といった労働条件の枠組みは派遣元との間で定められる。派遣先はその枠組みの範囲内で、業務に関する指揮命令を行う。雇用主としての責任と指揮命令の権限が分離している点が、請負や出向との大きな違いである。
選択肢ごとの解説
- ア派遣元と派遣先の契約は派遣の条件を定めるもので、労働条件そのものを労働者に一方的に課すものではない。
- イ派遣先が労働条件を設定して通知する仕組みにはなっていない。
- ウ派遣先と派遣労働者の間に労働契約は存在しない。
- エ正解。労働条件は派遣元と派遣労働者との間で定め、派遣先はその範囲内で指揮命令する。
同じ分野の他の問題
- 労働基準法で定める制度のうち、いわゆる36協定と呼ばれる労使協定に関する制度はどれか。2023年度 秋期 午前II 問22
- 常時10名以上の従業員を有するソフトウェア開発会社が、社内の情報セキュリティ管理を強化するために、秘密情報を扱う担当従業…2021年度 秋期 午前II 問21
- 労働基準法及び労働契約法が定める、就業規則に係る使用者の義務の記述のうち、適切なものはどれか。2018年度 春期 午前II 問22
- 派遣労働者の受入れに関する記述のうち,適切なものはどれか。2017年度 春期 午前II 問23
- 労働基準法で定める制度のうち,36協定がよりどころとしている制度はどれか。2017年度 春期 午前II 問22
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。