1台のCPUの性能を1とするとき、そのCPUをn台用いたマルチプロセッサの性能Pが、 P = n / (1 + (n-1)a) で表されるとする。ここで、aはオーバヘッドを表す定数である。例えば、a=0.1、n=4とすると、P≒3なので、4台のCPUから成るマルチプロセッサの性能は約3になる。この式で表されるマルチプロセッサの性能には上限があり、nを幾ら大きくしてもPはある値以上には大きくならない。a=0.1の場合、Pの上限は幾らか。
並列性能の上限はオーバヘッド定数の逆数1/aで決まる
選択肢
- ア5
- イ10
- ウ15
- エ20
正解と解説
正解:イ 10
P=n/(1+(n−1)a) でnを限りなく大きくすると、分子分母をnで割った n/(na+1−a) の形から P はおよそ 1/a に近づく。a=0.1 の場合の上限は 1/0.1=10 である。台数を増やしてもオーバヘッドの割合が性能の頭打ちを決めるという、アムダールの法則と同じ構図になっている。
選択肢ごとの解説
- ア5は1/aの計算を誤ったか、別のaを当てはめた場合の値である。
- イ正しい。n→∞でPは1/a=10に収束する。
- ウ15はこの式の極限値にはならない。
- エ20も同様に極限値と一致しない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。