ページング方式の仮想記憶において、主記憶の1回のアクセス時間が300ナノ秒で、主記憶アクセス100万回に1回の割合でページフォールトが発生し、ページフォールト1回当たり200ミリ秒のオーバヘッドを伴うコンピュータがある。主記憶の平均アクセス時間を短縮させる改善策を、効果の高い順に並べたものはどれか。 〔改善策〕 a 主記憶の1回のアクセス時間はそのままで、ページフォールト発生時の1回当たりのオーバヘッド時間を1/5に短縮する。 b 主記憶の1回のアクセス時間を1/4に短縮する。ただし、ページフォールトの発生率は1.2倍となる。 c 主記憶の1回のアクセス時間を1/3に短縮する。この場合、ページフォールトの発生率は変化しない。
実効アクセス時間はアクセス時間とフォールト損失の和で比較する
選択肢
- アa, b, c
- イa, c, b
- ウb, a, c
- エc, b, a
正解と解説
正解:エ c, b, a
現状の平均アクセス時間は300ns+(200ms÷10^6)=300+200=500nsである。aはオーバヘッドが1/5になり300+40=340ns、bはアクセス時間75nsで発生率1.2倍のため75+240=315ns、cは100+200=300nsとなる。短いほど効果が高いので、c、b、aの順である。
選択肢ごとの解説
- アaは340nsで最も改善効果が小さく、先頭には来ない。
- イこの順序も計算結果と一致しない。
- ウbは315nsでcより効果が小さいため、先頭にはならない。
- エ正しい。c(300ns)、b(315ns)、a(340ns)の順に効果が高い。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。