プログラムPをテストケースの集合であるテストセットTでテストし,テスト結果が全て想定結果と一致することを確認した。そのテストセットTに不具合を検出できる十分な能力があるかどうかを評価するために,次の手順でテストを行った。このテストを何と呼ぶか。 〔手順〕 ①プログラムPのステートメントの1か所に,例えば(a+b>1)を(a+b>0)にするというような,軽微な変更を行ったプログラムP1,P2,P3,…,Pmを作成する。このm個のプログラムの変更内容は,全て異なっている。 ②テストセットTを用いて全てのプログラムP1,P2,P3,…,Pmをテストする。 ③P1からPmまでのm個のプログラムのうち,プログラムPと異なるテスト結果となったプログラムの総数をNとし,次式によって,テストセットTの有効性の指標Eを算出する。 E=N/m
変更版の検出率でテストの質を測るのがミューテーションテスト
選択肢
- ア探索的テスト
- イドメイン分析テスト
- ウミューテーションテスト
- エユースケーステスト
正解と解説
正解:ウ ミューテーションテスト
ミューテーションテストは、プログラムに人為的な小さな変更(ミュータント)を加えた版を多数作り、既存のテストセットでそれらの異常を検出できるかを調べる手法である。検出できたミュータントの割合が高いほどテストセットの欠陥検出能力が高いと評価でき、テストの質そのものを測る点が特徴である。
選択肢ごとの解説
- ア探索的テストは実行結果から学びながら次のテストを設計する手法で、テストセットの評価法ではない。
- イドメイン分析テストは複数の入力変数の値域の組合せを整理してテストケースを導く設計技法である。
- ウ正しい。軽微な変更版を作り検出率でテストセットの能力を評価する手法である。
- エユースケーステストはユースケースのシナリオに沿ってテストケースを作る設計技法である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。