暗号方式に関する説明のうち,適切なものはどれか。
共通鍵暗号は相手が増えるほど鍵管理の負担が増える
選択肢
- ア共通鍵暗号方式で相手ごとに秘密の通信をする場合,通信相手が多くなるに従って,鍵管理の手間が増える。
- イ共通鍵暗号方式を用いて通信を暗号化するときには,送信者と受信者で異なる鍵を用いるが,通信相手にそれぞれの鍵を知らせる必要はない。
- ウ公開鍵暗号方式で通信文を暗号化して内容を秘密にした通信をするときには,復号鍵を公開することによって,鍵管理の手間を減らす。
- エ公開鍵暗号方式では,署名に用いる鍵を公開しておく必要がある。
正解と解説
正解:ア 共通鍵暗号方式で相手ごとに秘密の通信をする場合,通信相手が多くなるに従って,鍵管理の手間が増える。
共通鍵暗号では、通信相手ごとに別々の秘密の鍵を用意する必要があるため、相手がn人になると必要な鍵の数はn(n-1)/2に増え、鍵の配送と保管の負担が急速に大きくなる。この鍵管理問題を解消するのが公開鍵暗号方式である。なお公開鍵暗号では、暗号化に使う公開鍵は公開してよいが、復号鍵と署名生成に使う鍵はいずれも秘密鍵であり、公開してはならない。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。相手ごとに鍵が必要なため、相手が増えると鍵管理の負担が急増する。
- イ共通鍵暗号は送受信で同じ鍵を使い、その鍵を安全に相手へ渡す必要がある。
- ウ復号鍵は秘密鍵であり、公開すれば誰でも復号できてしまう。
- エ署名の生成に使うのは秘密鍵で、公開するのは検証用の公開鍵である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。