暗号アルゴリズムの危殆化を説明したものはどれか。
危殆化は時とともに既存暗号の安全性が下がる現象
選択肢
- ア外国の輸出規制によって,十分な強度をもつ暗号アルゴリズムを実装した製品が利用できなくなること
- イ鍵の不適切な管理によって,鍵が漏えいする危険性が増すこと
- ウ計算能力の向上などによって,鍵の推定が可能になり,暗号の安全性が低下すること
- エ最高性能のコンピュータを用い,膨大な時間とコストを掛けて暗号強度をより確実なものにすること
正解と解説
正解:ウ 計算能力の向上などによって,鍵の推定が可能になり,暗号の安全性が低下すること
暗号アルゴリズムの危殆化とは、計算機の性能向上や解読理論の進歩により、鍵の推定が現実的な時間で可能になり、そのアルゴリズムや鍵長の安全性が相対的に低下することをいう。鍵管理の失敗や輸出規制の問題とは異なり、時間の経過とともに必然的に進む現象なので、暗号方式や鍵長は計画的に移行していく必要がある。
選択肢ごとの解説
- ア誤り。輸出規制による入手性の問題であり、アルゴリズム自体の強度低下ではない。
- イ誤り。鍵の管理不備による漏えいリスクであって、危殆化とは別の問題。
- ウ正解。計算能力の向上などで鍵の推定が可能になり安全性が下がること。
- エ誤り。危殆化は強度が下がる現象であり、強度を高める行為ではない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。