図に示すとおりに作業を実施する予定であったが,作業Aで1日の遅れが生じた。各作業の費用増加率を表の値とするとき,当初の予定日数で終了するために掛かる増加費用を最も少なくするには,どの作業を短縮すべきか。ここで,費用増加率とは,作業を1日短縮するために要する増加費用のことである。
短縮はクリティカルパス上で費用増加率が最小の作業

| 作業名 | 費用増加率 |
|---|---|
| A | 4 |
| B | 6 |
| C | 3 |
| D | 2 |
| E | 2.5 |
| F | 2.5 |
| G | 5 |
選択肢
- アB
- イC
- ウD
- エE
正解と解説
正解:エ E
まず所要日数を数えると、Aの後はB→Eの11日が最長で、C(8日)やD→F(8日)より長いのでクリティカルパスはA→B→E→Gとなる。遅れを取り戻すにはこのクリティカルパス上の作業を1日短縮する必要があり、対象はBかEである。費用増加率はBが6、Eが2.5なのでEを短縮するほうが安く、しかも短縮後もB→Eの経路は10日で他経路より長いままなので効果が失われない。
選択肢ごとの解説
- アクリティカルパス上ではあるが費用増加率が6と高く、最小費用にならない。
- イクリティカルパス上にない作業なので、短縮しても全体の日数は縮まらない。
- ウ余裕のある経路上の作業であり、短縮しても全体日数に影響しない。
- エクリティカルパス上で最も費用増加率が低く、1日短縮しても依然最長経路のまま。最小費用で遅れを取り戻せる。
同じ分野の他の問題
- あるシステム開発プロジェクトの進捗が遅延したので,クリティカルパス上の作業への投入工数を増やすことによって遅延の解消を図…2026年度 公開問題 科目A 問13
- 図は,あるプロジェクトの作業A〜Iとその作業日数を表している。このプロジェクトの最短所要日数は何日か。2025年度 公開問題 科目A 問14
- アローダイアグラムで表されるプロジェクトは、完了までに最少で何日を要するか。2024年度 公開問題 科目A 問13
- アローダイアグラムの日程計画をもつプロジェクトの、開始から終了までの最少所要日数は何日か。2019年度 春期 午前 問53
- あるプロジェクトの日程計画をアローダイアグラムで示す。クリティカルパスはどれか。2019年度 秋期 午前 問52
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。