財務システムの機能追加プロジェクトのプロジェクトマネージャに任命されたAさんは,プロジェクトのリスクチェックリストを作成するために,過去のプロジェクトで使用したリスクチェックリストを手に入れた。リスクチェックリストに関する記述のうち,適切なものはどれか。
過去のリスクチェックリストは参考にしつつ今回用に作り直す
選択肢
- ア過去のリスクチェックリストは過去の情報や知識を基に作成されたものなので,新たに作成するリスクチェックリストの参考にする。
- イ過去のリスクチェックリストは過去の情報や知識を基に作成されたものなので,これに載っていないリスクの検討は不要と判断する。
- ウプロジェクトごとにばらつきが出ないように,過去のリスクチェックリストをそのまま使用する。
- エプロジェクトごとにリスクは変化するので,過去のリスクチェックリストに載っていないリスクだけで新たにリスクチェックリストを作成する。
正解と解説
正解:ア 過去のリスクチェックリストは過去の情報や知識を基に作成されたものなので,新たに作成するリスクチェックリストの参考にする。
リスクチェックリストは過去のプロジェクトで顕在化したリスクを蓄積した知識であり、洗い出しの漏れを防ぐ出発点として有用である。ただしプロジェクトごとに前提や体制、技術は異なるため、そのまま流用したり、載っていないリスクを検討しないと決めたりするのは適切でない。過去の資産を参考にしつつ、今回固有のリスクを加えて作り直すという使い方が望ましい。
選択肢ごとの解説
- ア正解。過去の知見を出発点として活用しつつ、今回のプロジェクト用に作成するという姿勢が適切である。
- イ過去に経験していない新しいリスクを見落とすことになり、リスク特定として不十分である。
- ウプロジェクトごとに状況が異なるため、無条件の流用は実態に合わないリスク管理を招く。
- エ過去にも起き得た共通のリスクを捨ててしまうことになり、かえって網羅性が下がる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。