〔中問C:売上向上プロジェクトに関する記述〕S社は服飾販売会社で,数十の店舗をチェーン展開している。近年,競合他社と比べると売上額の伸びが鈍化しているので,売上向上プロジェクトを立ち上げた。販売企画課の入社2年目のAさんは,先輩社員のBさんとともに,このメンバに選ばれた。売上向上プロジェクトでは,各店舗に任せている販売促進活動(以下,販促活動という)の効果を高める必要があると考え,各店舗の現状を調査し,課題や要望を抽出することにした。調査にはアンケート調査とインタビュー調査があるが,今回の調査ではインタビュー調査を行うことにした。〔インタビュー調査の注意点〕(1)販促活動の実態や問題点を,短い時間で効率よく調査をするために,あらかじめ主要な質問項目を準備しておくこと (2)質問の順序として,一般的な質問から具体的な質問に展開したり,対象とする活動の時間的な流れに沿って質問を展開したりするなど,論理的な流れで行うこと (3)調査を実施する側と調査を受ける側で,認識のずれが生じないようにすること。 問97 売上向上プロジェクトが,今回の手法として,アンケート調査ではなくインタビュー調査を選択した理由として,適切なものはどれか。
インタビューは柔軟に掘り下げられ、アンケートは一斉・均質
選択肢
- ア各店長に対する質問項目を,統一することができるから。
- イ各店舗の実態に合わせて,柔軟に質問を変えることができるから。
- ウ短時間で,費用を掛けずに一斉に調査できるから。
- エ調査を行う人の主観に左右されない質問ができるから。
正解と解説
正解:イ 各店舗の実態に合わせて,柔軟に質問を変えることができるから。
インタビュー調査は調査者と対象者が対話しながら進めるため、回答の内容に応じて掘り下げたり、店舗ごとの事情に合わせて質問を変えたりできる。実態や問題点を深く探るのに適した手法である。逆に、質問を統一して主観を排し、短時間で多数から一斉に回答を集めることが得意なのはアンケート調査の方である。
選択肢ごとの解説
- ア質問項目を統一しやすいのはアンケート調査の利点である。
- イ正解。相手の回答に応じて柔軟に質問を変えられる点が、インタビュー調査を選ぶ理由になる。
- ウ多数に対して低コストで一斉に実施できるのはアンケート調査の利点である。
- エ調査者の主観が入りにくいのはアンケート調査の特徴で、インタビューは聞き手の影響を受けやすい。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。