〔中問B:会計システムの導入〕F社の経理部では、ITサービスを行っているG社の会計システム(以下、新システムという)の導入を進めている。経理部では、新システムの稼働後は、G社へ新システムの保守と運用を委託する予定にしており、新システムが引き渡された後のサポート内容について、G社と詳細を詰めることにした。保守、運用に関するG社の基本サービスは、次のとおりである。〔保守、運用に関するG社の基本サービス〕(a)新システムについての問合せ対応は平日だけで、電子メールで受け付け、電子メールで回答を行う。(b)新システムで発生した障害の切分けと、発見されたバグの修正対応を行う。(c)新システム運用のサービス提供時間は、平日9:00〜19:00とする。(d)新システムで障害が発生した場合は、発生時から9時間以内に復旧を行う。データのバックアップを日次で行い、1か月分のデータの保管を行う。ディスク障害が発生した場合は、前日までのデータの復旧を保障する。一方、経理部は、新システムの利用及びサポートについて、G社に対して次の要望をもっている。〔新システムの利用及びサポートに関する要望〕(1)新システムの使用方法の問合せを平日9:00〜18:00の間、電話と電子メールで対応してほしい。(2)新システムで障害が発生した場合に対応してほしい。(3)新システム稼働後も利便性向上のための新システムの修正を行ってほしい。(4)新システムの通常の利用は、平日の9:00〜18:00としたい。(5)決算などの繁忙期は、夜間、休日なども新システムを利用できるようにして、問合せにも対応してほしい。 〔ストラテジ〕F社がG社に対して、新システムのサポートを実行に移してもらうために必要な契約はどれか。
稼働後のサポートには保守・運用の業務委託契約が要る
選択肢
- ア会計業務のアウトソース契約
- イ開発の業務委託に関する契約
- ウソフトウェアライセンスに関する契約
- エ保守と運用の業務委託に関する契約
正解と解説
正解:エ 保守と運用の業務委託に関する契約
求めているのは、稼働後のシステムについての問合せ対応、障害対応、修正といったサポートである。これらは保守と運用の役務にあたるため、その提供を受けるには保守・運用に関する業務委託契約を結ぶ必要がある。開発やライセンス、業務そのものの外部化とは目的が異なる。
選択肢ごとの解説
- ア会計業務そのものを外部に任せる契約であり、システムのサポートを受ける契約ではない。
- イ開発の委託契約は構築段階を対象とし、稼働後のサポートを定めるものではない。
- ウライセンス契約はソフトウェアの使用許諾を定めるもので、サポート内容は規定しない。
- エ稼働後の保守・運用という役務の提供を受けるための契約であり、要望に合致する。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。