IT投資の評価手法のうち、バランススコアカードを用いた手法を説明したものはどれか。
バランススコアカードは複数視点のKPIで投資効果を多面評価する
選択肢
- アIT投資の効果をキャッシュフローから求めた正味現在価値を用いて評価することによって、他の投資案件との比較を容易にする。
- イIT投資をその性質やリスクの共通性によってカテゴリに分類し、カテゴリ単位での投資割合を評価することによって、経営戦略とIT投資の整合性を確保する。
- ウ財務、顧客、内部業務プロセスなど複数の視点ごとにIT投資の業績評価指標を設定し、経営戦略との適合性を評価することで、IT投資効果を多面的に評価する。
- エ初期投資に対する価値に加えて、将来において選択可能な収益やリスクの期待値を、金融市場で使われるオプション価格付け理論に基づいて評価する。
正解と解説
正解:ウ 財務、顧客、内部業務プロセスなど複数の視点ごとにIT投資の業績評価指標を設定し、経営戦略との適合性を評価することで、IT投資効果を多面的に評価する。
バランススコアカードは、財務・顧客・内部業務プロセス・学習と成長という複数の視点それぞれに業績評価指標(KPI)を設定し、戦略との整合を確認する経営管理手法である。IT投資評価に用いると、財務効果だけでは測りにくい顧客満足や業務プロセス改善の効果まで含めて多面的に評価できる。
選択肢ごとの解説
- ア正味現在価値による評価はNPV法(DCF法)の説明である。
- イ性質やリスクでカテゴリ分類し投資配分を見るのはITポートフォリオ管理である。
- ウ正しい。複数視点ごとにKPIを設定し多面的に評価するのがバランススコアカードの手法である。
- エオプション価格付け理論を用いるのはリアルオプション法である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。