運用サービスを提供するデータセンターにおいて、サーバに仮想化技術を用いることによって得られる利点のうち、適切なものはどれか。
ライブマイグレーションは無停止で仮想サーバを集約できる
選択肢
- ア仮想サーバを、それぞれのリクエストの応答時間が長くなる時間帯が重ならないように、少数の物理サーバに再配置することによって、現状の応答時間を保証した上で物理サーバの台数を削減できる。
- イクラスタ構成のサーバの処理能力をスケールアップによって増強する場合、ソフトウェアの基本ライセンスの条件の確認はしなくてもよい。
- ウサービスの利用が少なくなる夜間の消費電力量を削減させるために、物理サーバの稼働台数を減少させるとき、ライブマイグレーションによって仮想サーバを少数の物理サーバに集約させれば、サービスを停止させなくて済む。
- エ大規模データの分散処理を実現するソフトウェアApache Hadoopを用いて構築したシステムを評価する場合、このシステムを複数の仮想サーバを稼働させる1台の物理サーバ上に構築することによって、システムの処理能力を検証できる。
正解と解説
正解:ウ サービスの利用が少なくなる夜間の消費電力量を削減させるために、物理サーバの稼働台数を減少させるとき、ライブマイグレーションによって仮想サーバを少数の物理サーバに集約させれば、サービスを停止させなくて済む。
ライブマイグレーションは、仮想サーバを稼働させたまま別の物理サーバへ移す技術である。これを使えば、利用の少ない夜間に仮想サーバを少数の物理サーバへ集約し、空いた物理サーバを停止して消費電力を削減しても、サービスを止めずに済む。他の選択肢は、応答時間の保証、ライセンス条件の確認省略、単一物理サーバでの分散処理性能検証という、いずれも成り立たない主張である。
選択肢ごとの解説
- ア物理サーバを集約すれば資源の競合が起こり得るため、現状の応答時間を保証できるとは限らない。
- イスケールアップでもCPU数やコア数に応じてライセンス条件が変わることがあり、確認は必要である。
- ウ正しい。ライブマイグレーションで集約すればサービスを停止せずに物理サーバを減らせる。
- エ1台の物理サーバ上の仮想サーバでは実際のネットワークやディスクの分散が再現できず、分散処理の処理能力は検証できない。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。