図は,SECIモデルの知識変換プロセスに基づき,製造現場において,熟練工の技能を若手技能者に伝承する例を示したものである。dに該当する活動はどれか。ここで,ア〜エは,a〜dのいずれかに該当する。
内面化は形式知を実践で繰り返し体得し暗黙知に変える段階

選択肢
- ア現場作業やOJTを通じて,熟練工と若手技能者間において製造のための知識や課題を確認するとともに,文書化されていない技能の存在を認識する。
- イ熟練工がもつ技能のうち,文章,図表,数式によって表現が可能なものを熟練工と若手技能者間において確認しながら作業手順書などの文書にまとめる。
- ウ若手技能者が,得られた知識をデータベースに記録し,これらを整理・分類し,組み合わせることによって,新しい作業手順を生み出す。
- エ若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
正解と解説
正解:エ 若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
SECIモデルは共同化→表出化→連結化→内面化の順に知識が変換されていくとする。連結化の次に位置するdは内面化(Internalization)であり、形式知として整理された知識を実践の中で繰り返し使うことで、個人の暗黙知(体得した技能)へ落とし込む段階である。若手技能者が手順の知識をもとに実作業を繰り返して技能として身につける活動がこれに当たる。
選択肢ごとの解説
- アOJTを通じて暗黙知を共有し合う段階であり、共同化(a)に当たる。
- イ暗黙知を文書という形式知に変換する段階であり、表出化(b)に当たる。
- ウ形式知どうしを整理・結合して新たな形式知を生む段階であり、連結化(c)に当たる。
- エ正しい。形式知を実践で体得し暗黙知に変える内面化(d)の活動である。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。