厳格な2相ロッキングプロトコルと表ロックを適用して、同時実行している他のトランザクションの処理結果に影響を与えないようにする。実現されるトランザクションの隔離性水準はどれか。
厳格2相ロック+表ロックはSERIALIZABLEを実現する
選択肢
- アREAD UNCOMMITTED
- イREAD COMMITTED
- ウREPEATABLE READ
- エSERIALIZABLE
正解と解説
正解:エ SERIALIZABLE
厳格な2相ロッキングでは獲得したロックをコミットまで解放せず、さらに表単位でロックをかければ、他のトランザクションはその表に一切手を出せなくなる。行の追加による現象まで含めてあらゆる干渉が排除されるため、最も高い隔離性水準であるSERIALIZABLEが実現される。
選択肢ごとの解説
- ア未コミットの更新まで読めてしまう最も低い水準であり、干渉を排除できていない。
- イコミット済みの値しか読まないが、同じ行を読み直すと値が変わり得る。
- ウ同じ行の再読込みは保証されるが、新たな行の出現(ファントム)は防げない。
- エ正しい。表ロックと厳格な2相ロッキングにより、ファントムまで含めて干渉が排除される。
同じ分野の他の問題
- トランザクションT1, T2を同時実行した際に、次の異状を防ぐことができるトランザクションの隔離性水準のうち、最も水準の…2025年度 秋期 午前II 問15
- トランザクションT1とT2の並行実行における不整合検索異状(inconsistent retrieval anomaly…2024年度 秋期 午前II 問15
- 二つのトランザクションが、同じデータに対して、更新、参照を行うときに発生し得るダーティリードの事象を記述したものはどれか…2024年度 秋期 午前II 問12
- トランザクションの隔離性水準を高めたとき、不整合なデータを読み込むトランザクション数と、単位時間に処理できるトランザクシ…2023年度 秋期 午前II 問16
- トランザクションT1がある行Xを読んだ後、別のトランザクションT2が行Xの値を更新してコミットし、再びT1が行Xを読むと…2022年度 秋期 午前II 問14
最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。